ある研究で、ブルーベリーでおなじみのアントシアニンが糖化の防止になることが注目されています。
ブルーベリーの中に、糖を転移する酵素が見つかったのです。
この成分は、配糖化酵素というそうで、この成分が糖の蓄積を制御してくれると言われています。
糖は蓄積されてしまうと、糖化につながります。
糖化はさまざまなところで、老化をもたらし、体の元気を奪ってゆく悪玉物質です。
抗糖化に注目が集まる今、糖化とアントシアニンの関係は、これからさらに研究が進められるでしょう。
アントシアニンにはそのにも、花粉症を予防したり、メタボリックシンドロームを予防する効果があったり、目を元気にしたりと食べるとたくさんうれしい効果あります。
アントシアニンはポリフェノールの一種です。
もともとポリフェノールが、紫外線やウイルスから守るために自らが作り出したのがアントシアニンであるといわれています。
アントシアニンにはコラーゲンを安定させてくれる効果もあります。
コラーゲンといえば、糖化で奪われてしまう成分ですよね?
体や皮膚には、なくてはならない成分です。
コラーゲンは目の角膜や水晶体にも多く含まれています。
アントシアニンはこの大切なコラーゲンの合成を促進する作用が認められています。
良い効果が期待できるアントシアニン、今後注目すべき成分です。
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