白い花びらに黄色いぼんぼりをつけて、甘い匂いを放つカモミール。
カモミールは、便秘解消や月経痛のやわらげる効果、美肌効果などもあり、「マザーハーブ（母の薬草）」とも言われています。
そして、もう一つ体にうれしい効果のある物質が、カモミールには含まれています。
その物質は「カマメロサイド」といい糖化にとっても効果があるそうです。
「カマメロサイド」にはメイラード反応を抑える物質が含まれていることが、某大学の研究で明らかになりました。
メイラード反応というのは、加齢や糖尿病が進むと起こる、たんぱく質や脂肪が糖分と結びついて起こる反応の事です。
1912年にフランスの科学者だったメイラード博士が提唱して広まりました。
メイラード反応が起こると、物質は焦げたような褐色になり糖尿病や骨粗しょう症を進めてしまうと言われています。
このほかにも、「カマメロサイド」には、細胞や臓器障がいの原因になる、NF-kBを抑える効果もあるそうです。
そんな「カマメロサイド」が含まれているカモミールは、とっても育てやすく、簡単に増やす事ができます。
種から育てなくても、近くにカモミールを育てているおうちがあれば、苗をわけてもらってみてください。
特別な土や環境はいりません。
日の良く当たる場所に植え、冬の寒さ対策にマルチングをおこなう以外は、あまりてのかからない植物です。
育てたカモミールは摘んでお茶にできます。
売られているカモミールよりも、フレッシュで香りがとっても良いのですよ。
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