いつもの食事にグレープフルーツをプラスすると糖化予防につながるかもしれません。
これはある学会で発表されたことなのですが、とても興味深い内容です。
肥満や喫煙のない12人の男女に、グレープフルーツありの食事とグレープフルーツなしの食事と摂取してもらい、血糖値などを調べました。
食事はかきあげと食パンです。
すると食パンやかきあげを単独で食べるよりも、グレープフルーツを併用して食事をしたほうが、急激な血糖値の上昇が少ないという結果がでました。
グレープフルーツを食べるポイントは、パンやかきあげを食べる前にグレープフルーツを食べることです。
血糖値だけではなく、インスリンや中性脂肪にも効果的でした。
これはグレープフルーツに含まれている、食物繊維が関係しています。
食物繊維が、糖の吸収をゆるやかにしてくれたのです。
このようなことから、脂っこいものや糖分の多いものを食べる際は食物繊維のある食べ物を食べると良い事がわかります。
とんかつならキャベツから食べるほうが、パンの場合は食物繊維のたくさん入ったサラダやフルーツを、摂取するほうが良いでしょう。
食事の方法を少し変えるだけで、糖化予防につながります。
しかし、糖化の可能性がある食べ物を摂取しすぎるのはいけません。
いくら食物繊維でもカバーできる量やスピードは限られていますから。
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