歯を糖分の多いジュースの中に入れ続けると、その歯はどのようになると思いますか?
その歯は、茶色くなり簡単にボロボロと崩れてしまいます。
これは糖化の進んだ証です。
このように糖化で「骨密度」や「骨の強度」といった骨の質は失われてしまいます。
骨を作る上で重要な役割を担っているのは、「コラーゲンたんぱく質」です。
コラーゲンたんぱく質は人の体の中にある、骨の体積の半分以上を占めている、人間にはなくてはならない存在といえるでしょう。
ジュースやアイスをたくさん摂取していませんか?
体がエネルギーに変えられる糖の量は決まっています。
体の中で分解できなかった糖分は何とかしてエネルギーをつくろうと、あらゆるたんぱく質を探します。
目、臓器、肌、そして骨。
骨を支えているコラーゲンたんぱく質に目を付けます。
そして、それでもエネルギーになりきれなかった糖分は骨の「コラーゲンたんぱく質」をパクパクと食べ続けながら、骨にへばりつきます。
これにより、もともと褐色であるAGEが骨を茶色くし、骨の質がもろくなってしまうのです。
骨の質を落とさないためにも、糖分に必要なミネラルの多い食事と、そして代謝や骨の強化を促すための運動を心がけてください。
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