人の体のたんぱく質と、食べ物から摂取する糖が、ジワジワと時間をかけ「糖化」と呼ばれる反応を起こしできます。
糖化した部分は茶色く香ばしそうな色(メイラード反応)をしています。
この茶色い色こそがAGEの正体です。
AGEは、Advanced Glycation End-productsで終末糖化産物といい、タンパク質の中でも、コラーゲンの糖化が原因でおこります。
AGEは茶色い色をしたあちこちで悪さを働く、悪玉物質です。
血管や骨にAGEがたまると、骨が枯れ枝のように折れたり、血管が硬くもろくなったりするそうです。
また、関節の軟骨にＡＧＥがたまると、これは腰痛の原因となります。
目にＡＧＥがたまると白内障をおこし、皮膚にたまるとコラーゲンが糖化して肌が衰え、髪だと薄毛の進行につながるそうです。
つまり、AGEが増えると老化が早まります。
AGEの増える原因は、糖分の急激な摂取や過剰な摂取はもちろんですが、「運動が足りない」「喫煙回数」「ストレス」にも原因があるようです。
AGEコラーゲンたんぱく質のある場所にならどこでも作られます。
例えそれが、脳や神経であってもAGEは作られるのが怖いところです。
このAGEと戦う化粧水や食べ物、AGEを増やさない為の治療などが注目されているのはご存じでしょうか?
これを「抗糖化」といいます。
インターネットや雑誌でもさまざまな方法が紹介されているので、ぜひ調べてみてください。
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