あたりまえのことですが、体にとって一気飲みはよくありません。
ある記事に、しょうゆを一気飲みした男性がナトリウムの過剰摂取によりこん睡状態に陥ったと書いてありました。
なぜこんなことをしたのかはわかりませんが、ナトリウムを過剰摂取すると死にます。
またある飲み屋では、大量のアルコールを一気飲みした従業員が、急性アルコール中毒により返らぬ人となりました。
急性アルコール中毒になる過程は、アルコール濃度が体の中で一気に上昇し、脳がマヒ、そして呼吸や心臓が止まります。
これに比べるとジュースの一気飲みなんてと思われるかもしれませんが、もちろんジュースの一気飲みも体のいいはずがありません。
糖分をエネルギーに変えるには、タンパク質や脂肪が必要です。
しかし、一気飲みにより分解速度が間に合わず、糖分は別の場所にたんぱく質や脂肪を求めてさまよいます。
そして、糖化となり、糖化がさらに進化してAGEsとなります。
AGEsが増えるとさまざまな臓器や脳、骨に老いを与え、死に至ることだってあるのです。
糖尿病や骨粗しょう症、アルツハイマーも糖化が影響していると言われています。
どのようなものに対しても、体が受け入れられる量と受け入れられるスピードが決まっているのです。
なのに、このような一気飲みをすると、体が悲鳴をあげるのは当然でしょう。
どんなに急いでいても、一気飲みだけはしないでください。
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