昨今、頭蓋骨の歪みが顔を歪ませたり大顔にさせる、
と宣伝しているところがあります。
頭蓋骨は23個のパーツが組み合わさっており、
それゆえに歪むことがあり、歪むとこうなりますよ、と。
たしかに、頭蓋骨はそうなっているので歪む可能性もあります。
しかしですね。
頭蓋骨の23個の骨は自分の意思で動かせるものではありません。
ということは自分の意思で歪んできたわけでもないはずなんです。
結果的に、他からの影響で歪んできた。
それが現実だろうと思います。
小顔矯正において、
頭蓋骨矯正が最高のテクニックのように
大々的にアピールするサロンがあるのも知っています。
だけれども、頭蓋骨は自分の意思では動かせない。
歪んだとしたら、どこかからの影響の結果だ。
その影響の元を無視して、
結果でしかない頭蓋骨にアプローチする必要性が
私にはわかりません。
おそらく、
小顔矯正において、
頭蓋骨矯正において、
鍵を握っているのは。
頭蓋骨につながっていて、
しかも自分の意思で動かせる顎関節。
ここにまずはちゃんとアプローチすること。
それが自然の理というものです。
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